コース内容

 

幼児部・小学部・中学部

毛筆・硬筆をしっかり丁寧に指導させていただきます
幼児・小学生・中学生のコースでは、毛筆・硬筆いずれのも実寸大の手本で学習いたします。
作品は検定係により朱筆添削させていただきますので、美しく整った文字の書き方を効果的に学ぶことができます。

幼児部・小学部・中学部
手本種別 課題 毛筆課題(骨法による書き方の詳しい図解入り)と硬筆課題。学年別配当表に基づく学習漢字を使用した課題内容。
解説 各課題の解説、用具の知識、その他に学年に応じた知識を掲載。
学習の流れ 1.配本 学年別手本が毎月送付されます。
2.練習 手本を見てしっかり練習します。
3.出品 出品作品を財団検定係にお送りください。
4.認定 当財団指導員により作品を朱筆添削し、実力に応じて段級位を認定します。
5.返送 作品が返送されます。よく研究し、次月の手本課題に移ります。
段級位認定 10級・9級・8級・7級・6級・5級・4級・3級・2級・1級・準初段・初段・準二段・二段・準三段・三段・準四段・四段・準五段・五段・準六段・六段・準七段・七段・準八段・八段(※)
毎月の出品作品は、公益財団法人 日本習字教育財団の検定係で朱筆添削し、毛筆・硬筆それぞれ段級位を認定します。各段級位合格者には申請により、段級位認定証(有料)を発行いたします。最高段位(八段位)合格者には、成人向けコースを学べる特待生制度があります。(※八段位は別途認定試験を実施いたします)

 

漢字部(高校生以上)

メインコースである毛筆総合学習講座
漢字部では、毛筆による漢字の基本五書体(楷書・行書・草書・隷書・篆書)を基礎から応用まで幅広く学習し、段級位取得や習字師範免許取得を目指します。基礎からしっかりと学びたい方を対象にしたメインコースで、将来に習字教室の開設を目指す方のため、児童の指導に役立つ「ひらがな」課題も学習できるようになっています。上級者は「条幅」(掛軸などで一般的に見られる作品のサイズ)の課題にも取り組んでいただけます。

漢字部(高校生以上)
段級位認定 8級・7級・6級・5級・4級・3級・2級・1級・準初段・初段・準二段・二段・準三段・三段・準四段・四段・準五段・五段・六段位・七段位・八段位(※)
※8級~1級および初段~八段の段級位を認定(一部段位は別途認定試験を実施いたします)

 

ペン部(大人・社会人向け)

自分の文字で伝えたいことがある
ペン部では、楷書の基礎練習から、手紙文などに最適な連綿(文字を2字以上続けて書くこと)を交えた行書の学習まで、目的やメッセージの内容に適した書体を課題として学びます。目的やメッセージの内容に最適な書体を課題として学びます。手本は初心者が字形や用筆を学びやすいように、最初は大きめの文字から練習できるように工夫されています。(※8級~五段の段級位を認定いたします)

ペン部

 

くらしの書

日本人の礼節、書のある暮らし
くらしの書では、日本人の伝統的な生活文化である冠婚葬祭の表書きや、手紙・ハガキなどの日用書・実用書の美しい書き方と書式を学びます。課題に合わせて、毛筆(課題により筆ペンも可)・硬筆いずれも用いた学習になります。漢字部・かな部・ペン部と合わせて受講いただくとたいへん効果的です。(※初級~上級を実力認定・別途試験)

くらしの書

 

臨書部

古人に学ぶ究極の美的表現と書法
臨書部では、主に中国の古典(漢字)を学習します。漢字の代表的な古典を課題とし、それぞれの時代や書人によって異なる様々な書法や表現方法の移り変わりを体感できる本格的な書道学習コースです。段級位は「半紙」「条幅」それぞれに設定されており、免許状の取得には両方の段位が必要になります。(※半紙・条幅それぞれ8級~七段の段級位を認定)

 

かな部

繊細の極致、細字毛筆の世界
かな部では、平安時代の優美な仮名を学習します。平仮名単体から変体仮名や連綿へと、易しい課題から始められますので、基礎から学ぶ初心者の方でも安心です。「和歌の散らし書き」や「古筆臨書」などの上級者向け課題では、「色紙」「扇面」「全懐紙」といった楽しい作品作りにも挑戦できます。細字毛筆の美の世界をぜひご体験ください。(※8級~五段の段級位を認定)

かな部